6月の花嫁は幸せになれると言われます。梅雨の季節ですが、是非日本に着て素敵な写真を撮ってください。

ジューンブライド、6月の花嫁を日本ではこう呼びます。6月の花嫁は幸せになれると言われています。

私のお勧めは原宿にある東郷神社です。

原宿はかわいいカルチャーの中心ですが、一歩奥に入ると、東郷神社があり、多くの結婚式が行われています。都会の真ん中にあるとは思えない、緑の森の中のとても静かな素敵な場所です。併設の庭園は背景のビル群とのコントラストが素晴らしく、都会の神社ならのものです。この庭園で、ウエディングドレスを着て、プロのカメラマンに写真撮影してもらったら、一生の思い出になりますよ。

この時期、日本は梅雨です。雨が降り続きます。雨が嫌い、なんで言わないでくださいね。雨が降っていたらラッキーです。東郷神社の庭園は雨でしっとり潤い、より美しく幻想的になります。ここには素敵なカフェもありますから、都会の喧騒を忘れて、あなたの大切な人と午後のひと時をゆっくり過ごすのもお勧めです。

日本人は皆傘をさします。特に女性はきれいな色や柄の傘をさしている人が多いですから、色とりどりの傘の花のようですよ。あなたはきっと歌いだしたくなるでしょう!♪I’m singing in the rain, just singing in the rain.♪♪♪
本物のアジサイの花も日本のあちこちでみられますよ。雨でしっとりと濡れたアジサイは本当にきれいです。
梅雨が終わると、日本には、湿気の多い、うだるように暑い夏がやってきますから、ぜひ、灼熱の夏が始まる前のこの時期に、日本にいらしてくださいね。

原宿はその昔、渋谷川が流れ、稲作が盛んな田園地帯でした。稲作には沢山の水が必要です。ですから、雨は、日本では「恵みの雨」と言われています。日本人の主食は米です。5月に植えられた稲はこの雨を吸収し、その後にやってくる高温多湿の夏に備えます。そして、夏、ぐんぐん育ちます。この雨がなかったら稲は大きく育つことができないのです。米は日本人の食生活を長きに渡って支えてきました。日本人は大切な米を育てる大切な雨を、敬意を持って恵みの雨と呼んでいます。乾いた大地を潤す、とても大切な雨です

もちろん原宿観光もお勧めです。竹下通りにいけば、かわいいカルチャーの中心地ですから、あなたの好みの服や靴、バッグ、帽子、アクセサリーなどをさがして歩くのも楽しいです。このあたりは、国内外の若い人達でいつも賑わっています。レディガガが立ち寄ったことで有名なファションブティックやゴシックファッションの店もありますよ。小腹がすいたら、クレープや虹色の綿あめを食べてみてください。

竹下通りからちょっと離れると、裏原宿というエリアになります。小さなブティックがたくさん並んでいて、竹下通りより、もう少し落ち着いたファッションが楽しめます。Beamsのshopが何軒か並んでいます。疲れたら、カフェに入って休憩しましょう。

そして表通りにでると、そこは明治神宮の表参道です。銀杏並木が美しい、大人の街でもあります。見上げれば、ルイヴィトンやロエベなどのビルは超モダンでオシャレです。高級ショップが軒を連ねる表参道ヒルズの中のスロープは、表参道と同じ角度で傾斜しており、お散歩気分で買い物が楽しめます。

原宿は伝統とモダン、喧騒と静寂、沢山の要素を兼ね備えたとても素敵な場所です。是非、あなたの目で確かめに来てください。

通訳案内士や結婚式の前撮り撮影は、株式会社うるわしきまで(info@uruwasiki.co.jp)

ライター:Yuko